• 上映会のお知らせ

    PRESS RELEASE 

    イベント名:《ウォーターゲートの夕べ》荒木 悠 上映会+トーク
    上映作品名:《ソーセージの政治性|The Politics of Sausages》
    アーティストトーク名:《ソーセージの政治性について》※必要に応じて日英逐次通訳付き
    会場:ホワイトハウス 茨城県水戸市宮町3-2-20サントピア通り沿い
    開催日時:2012年12月22日(土)17:30〜

    【概要】
    この度、ホワイトハウスではベトナムから帰還した映像作家・荒木 悠による一夜限りの新作上映会を開催致します。荒木は、これまで自己とカメラの関係性をテーマに制作活動を続けており、自身の映像を「It’s like footprints of a spy(スパイの足跡のようなモノ)」と形容しています。それは帰国子女である荒木の感覚と、海外での滞在制作といった明らかに部外者になれる状況で映像を作り上げていく、ここ最近の活動の隠喩のようでもあります。ヴィデオカメラの持つ暴力性を引き受けた上で、如何に現地のコミュニティーに介入し記録できるかが、ベトナムでの制作における大きな挑戦だったといいます。上映作品《ソーセージの政治性》は、ホワイトハウスのために再編集した新作であり、本邦初公開となります。なお、上映後にはアーティストトークも予定しております。是非お誘い合わせの上ご来場ください。

    【上映会に寄せて】
    社会主義国家であるベトナムは、芸術(とりわけ現代美術)に対して政府からの検閲が非常に厳しいことで知られています。芸術を取り巻く状況だけに限らず、日本とは社会背景や経済状況の異なる環境の中、自分はどのように反応し、何を作るのか。そのことへの好奇心から、今年の10月首都ハノイに2週間ほど滞在してきました。今回、そのハノイからおよそ2300マイル離れた水戸の地にて、ベトナムでの成果を発表する機会を頂きとても嬉しく思っています。それもWASHINGTOWNの新しいスペース、「ホワイトハウス」での上映。何ともメリケンな響きです。奇しくも「水戸」は英語に訳すと「ウォーターゲート」になりますね。一気に1970年代の匂いがしてきました。今回の上映は、場所と作品の関係を互いに越境させてみる実験的試みです。一夜限りではありますが、皆様と共有できる時間を楽しみにしています。 (荒木 悠)

    【経歴】
    荒木 悠 | YU ARAKI
    1985年生まれの現代美術家/映像作家/通訳。幼少期より日本とアメリカを行き来し育つ。2007年にワシントン大学サム・フォックス視覚芸術学部彫刻専攻卒業後、帰国。2010年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像研究修士課程修了。これまでの展示や上映に『バイト仲間と帰国子女』(テルメギャラリー 東京 2009)、『腹違いの姉妹都市』(TWS本郷 2010)、『Move on Asia』(Alt. Space LOOP ソウル、Para/Site Art Space 香港 2010)、『971 Horses & 4 Zebras : Artists Apply Animation』(Tate Modern 英国 2012)、第56回オーバーハウゼン国際短編映画祭(ドイツ)、第29回モスクワ国際映画祭(ロシア)など多数。制作活動の傍ら通訳を生業としており、他者の言葉や思考を通して社会を観察している。
    http://www.yuaraki.com/
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    [Image credit]
    《The Politics of Sausages》
    2012/ベトナム/カラー/HDV/16:9/日本初公開